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大分野 | 線源 |
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中分野 | 線量・単位 |
タイトル | 3mm線量当量 |
説明 | 3mm線量当量は、組織等価物資の深さ3mmで指定される周辺線量当量H(又は方向性線量当量H')と個人線量当量Hpの総称である。ここで、周辺線量当量(又は方向性線量当量)はサーベイメータで測定される量であり、個人線量当量は個人モニタで測定される量である。3mm線量当量の概念的基礎となっているのは、ICRUが勧告した計測実用量である。 3mm線量当量は、外部被ばくによる眼の水晶体の等価線量を測定・評価するための量であるが、日本では放射線管理実務上、3mm線量当量の測定は義務づけられていない。なぜなら、1cm線量当量及び70μm線量当量の測定・評価により、放射線防護上必要な情報を得ることができ、それぞれ実効線量及び皮膚の等価線量の限度以下であることが確認されてさえいれば、眼の水晶体の線量限度を超える場合はほとんどないからである。 |
キーワード | |
図表 | |
参考文献 | DRESA「低線量放射線安全評価データベース」(2000年度制作 企画:文部科学省 制作:日本原子力研究所) |
参照サイト | |
作成日 | 2015/02/28 |
更新日 |
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