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タイトル | 線量当量 (ICRP) |
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英語タイトル | Dose Equivalent (ICRP) |
説明 | [29]Publication 26に与えられている修正係数QおよびNにより荷重された吸収線量。線量当量は吸収線量よりも放射線被曝のいっそう重要な有害効果とよりよく関連づけるよう意図されたものである。 Publication 26 18項 組織の一点における線量当量Hは,式 H=DQN によって与えられる。ここでDは吸収線量,Qは線質係数,Nは委員会が規定するその他すべての修正係数の積である。このような係数によって,たとえば吸収線量率や分割照射が考慮されるであろう。現在のところ,委員会はNに1という値をあてている。線量当量の単位の特別の名称はシーベルト(Sv)である。 1Sv = 1Jkg-1(=100 rem) [30]吸収線量,線質係数(Q),および,その他のあらゆる修正係数の積(N)の相乗積。(現在ではN=1。) [36]吸収線量に,各種の電離放射線の組織に対する異なった危険性を考慮するための係数を乗ずることによって得られる量。単位はシーベルト(sievert),記号はSvである。適切な係数が委員会によって勧告されている。 〔103〕組織中のある点におけるD とQ との積。ここでD は吸収線量,またQ はその点における特定の放射線の線質係数であり,次の式で表される: H=DQ 線量当量の単位は1 キログラム当たりジュール(J kg-1),またその特別な名称、はシーベルト(Sv) である。 〔116〕組織中のある点における線量当量は,次の式で表される。 H=DQ ここで,D は吸収線量,またQ はその点における線質係数である。線量当量の単位は1キログラムあたりのジュール(J/kg) で,その特別な名称はシーベルト(Sv) である。 |
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