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大分野 線源
中分野 線量・単位
タイトル 1cm線量当量
説明 1cm線量当量は、組織等価物質の深さ1cm(これは実効線量の測定・評価に対応する深さ)で指定される周辺線量当量H*(10)と個人線量当量Hp(10)の総称である。
1cm線量当量は、外部被ばくによる実効線量を測定・評価するための線量として、日本の放射線防護関係法令に導入されている。実効線量は、各臓器・組織の等価線量の加重和である。このため、実効線量を測定するためには、人体組織・臓器の線量を多数測定しなければならない。これは、放射線管理の実務上では無理である。そこで外部被ばくモニタリングおいては計測実用量である周辺線量当量や個人線量当量が用いられる。周辺線量当量はサーベイメータで測定される量であり、個人線量当量は個人モニタで測定される量である。なお1cm線量当量は、妊娠中の女子の腹部の等価線量を測定・評価する場合にも用いられる。
なお1cm線量当量は、妊娠中の女子の腹部の等価線量を測定・評価する場合にも用いられる。
キーワード
図表
参考文献 DRESA「低線量放射線安全評価データベース」(2000年度制作 企画:文部科学省 制作:日本原子力研究所)
参照サイト
作成日 2015/02/28
更新日