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大分野 | 影響(生体応答・生物影響・健康影響を含む) |
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中分野 | 細胞・組織・個体レベルの影響 |
タイトル | がん |
説明 | がんは正常な細胞の遺伝子の変化から生じるもので、ある組織・臓器において細胞増殖の制御ができなくなり、組織・臓器の本来の正常な機能が失われるような異常な増殖が生じている細胞群である。発がんの過程はイニシエーション、プロモーション、プログレッションなどの段階に分けて説明されている。 放射線被ばくからがんの発現までは、数年から数十年の潜伏期間を要する。 放射線発がんのリスク評価を行うためには、統一的な診断基準のもとでがんを診断することが重要である。 放射線に被ばくした集団のがんの罹患率や死亡率が被ばくしていない集団に比べて高いことが、原爆被爆者の寿命調査を初めとする各種の疫学データによって示されている。 がんは、放射線被ばくによる確率的影響の代表的なもので、放射線のリスク評価上で最も引き合いに出される疾病である。 |
キーワード | |
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参考文献 | DRESA「低線量放射線安全評価データベース」(2000年度制作 企画:文部科学省 制作:日本原子力研究所) |
参照サイト | |
作成日 | 2015/02/28 |
更新日 |
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