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大分野 | 影響(生体応答・生物影響・健康影響を含む) |
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中分野 | 細胞・組織・個体レベルの影響 |
タイトル | 重篤度 |
説明 | 疾病の程度、症状の重さをいう。どのような疾病においても、疾病の発生、及び症状の進行段階に応じた重篤度が考えられる。 例えば、火傷では障害発生時に、既にⅠ~Ⅳ度の重篤度が定義されるのに対し、がんなど進行性の疾病では、進行に応じて、Ⅰ期、Ⅱ期、Ⅲ期、のように重篤度が与えられる。 放射線被ばくに伴う影響では、早期影響のほとんどでは、重篤度が線量に依存する(nonstochasticあるいはdeterministic)のに対し、発がんなどの晩発影響(白内障や胎児期被ばくによる精神発達遅滞を除く)は、確率的影響(stochastic)であり疾病の発生確率が線量に依存するが、重篤度は線量非依存性であると考えられている。 |
キーワード | |
図表 | |
参考文献 | DRESA「低線量放射線安全評価データベース」(2000年度制作 企画:文部科学省 制作:日本原子力研究所) |
参照サイト | |
作成日 | 2015/02/28 |
更新日 |
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