提供: SIRABE
大分野 | 影響 |
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中分野 | 細胞・組織・個体レベルの影響 |
タイトル | 線量影響関係、線量効果関係、線量反応関係 |
説明 | 何らかの要因へのばく露量とそれによる生体への影響の大きさとの関係を線量影響関係あるいは、線量効果関係と呼ぶ。特に放射線へのばく露の場合には、線量影響関係と呼ばれる。影響とは影響の強さを指す場合と影響の発生頻度を指す場合とがある。 「線量影響効果関係」と「線量反応関係」とは必ずしも区別せずに使われることが多いが、個体における被ばく線量とそれによる健康障害などの影響の重篤度との関係は線量効果関係、集団における被ばく線量とそれによる健康障害などの影響の発生頻度との関係は線量反応関係と区別して使うこともある。 放射線被ばくと健康影響との間の線量反応関係としては、通常、直線モデル、直線-二次曲線モデル、二次曲線モデルなどが仮定されている。原爆被爆者の寿命調査データに対しては、発がんと被爆線量との間に、固形がんでは直線モデルが、また白血病では直線-二次モデルがよく適合している。 |
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参考文献 | DRESA「低線量放射線安全評価データベース」(2000年度制作 企画:文部科学省 制作:日本原子力研究所) |
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作成日 | 2015/02/28 |
更新日 |
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