提供: SIRABE
大分野 | |
---|---|
中分野 | |
タイトル | 生涯がん死亡確率 |
説明 | ある年齢で生存しているヒトが、その後の生涯において、がんにより死亡する確率。放射線被ばくによる身体的傷害(がん)の生涯リスクの程度を表す指標としても用いられる。例えば、ある線量をある年齢で被ばくした場合に、そのヒトが特に放射線誘発のがんで死亡する確率を言う。通常、1Sv(低LET放射線1Gy)当たりの%で表す。原爆被爆者のような死亡追跡調査が未完成の情報に基づいて生涯がん死亡確率を計算する場合には、過剰がん死亡(がん死亡の被ばくによる増加分)の経時パターン(年次変化)の予測が必要となり、そのために相加予測モデルか相乗予測モデルが用いられる。ただし、この指標から、がんで死亡する時期の情報は得られない。 死亡年齢によるがん死亡数の分布関数は、全死因のハザード関数で決定する生存確率とがん死因のハザード関数の積で表せる。 |
キーワード | |
図表 | |
参考文献 | DRESA「低線量放射線安全評価データベース」(2000年度制作 企画:文部科学省 制作:日本原子力研究所) |
参照サイト | |
作成日 | 2019/03/01 |
更新日 |
カテゴリ: