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タイトル | 環境モニタリング (ICRP) |
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英語タイトル | Environmental monitoring (ICRP) |
説明 | [12]モニターされた環境が継続して行なわれる作業について満足なものであるかどうか,また作業状況の再評価を必要とする何らかの変化が起こったかどうかを確かめることを意図した作業場のモニタリング。この用語は,原子力施設の近傍における公衆の住む環境のモニタリングを意味するためにも広く用いられている。 [43-参考]被曝をもたらす敷地の外側で行われる。線源関連の環境モニタリングと人関連の環境モニタリングに区別すると便利である。線源関連の環境モニタリングは,ある決まった線源または行為により生じる空気吸収線量率または放射能濃度の測定に関するものである;調査している特定の線源または行為の寄与を識別するために,比較測定が必要となることもあろう。線源関連の環境モニタリングは,認定限度以下であることを示すため,予測されたレベルとの違いを測定するため,および公衆への情報提供のために行われる。また,最適化の研究にも役立つであろう。このモニタリングは,線源あるいは行為の事業者の責任で行われる場合が多いが、補足的または追加的なモニタリングが,規制機関あるいは他の政府機関によって行われることもありうる。人関連の環境モニタリングは,複数の線源から同一グループの人々が被曝する場合に行われる環境モニタリングである。主目的は,すべての線源からの線量当量の算定である。人関連の環境モニタリングは最適化とは関係がなく,また通常,適切な国の監督官庁によって実施されるであろう。 |
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