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大分野 | 影響(生体応答・生物影響・健康影響を含む) |
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中分野 | 分子レベルの反応 |
タイトル | 遺伝性疾患 |
説明 | 生殖細胞の遺伝子に起こった変化が原因で疾病として現れるものを遺伝性疾患という。遺伝病とも呼ばれる。 遺伝性疾患は遺伝子の変化によって、 (1)単一の遺伝子の変化に起因するもの(メンデル性疾患。常染色体優性、常染色体劣性及びX染色体連鎖性の疾患を含む)、 (2)染色体異常に起因するもの(染色体性疾患。染色体の数的異常あるいは構造的異常)、 (3)複数の遺伝子が関係するもの(多因子性疾患。複数の遺伝学的要因と環境要因との共同作用から生ずる) に分類される。 放射線によって誘発される可能性のある遺伝性疾患の種類は自然発生のものと同じで、自然発生の遺伝性疾患を一様に増加するだけと考えられている。 遺伝病としてはハンチントン病、血友病、ダウン症候群、先天異常など数百の疾患が知られている。 |
キーワード | |
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参考文献 | DRESA「低線量放射線安全評価データベース」(2000年度制作 企画:文部科学省 制作:日本原子力研究所) |
参照サイト | |
作成日 | 2015/02/28 |
更新日 |
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