提供: SIRABE
大分野 | 影響 |
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中分野 | 疫学・リスク評価 |
タイトル | 相加リスク予測モデル、絶対リスク予測モデル |
説明 | 放射線に被ばくした後のがん発生率が時間の経過とともにどのように変化するかを表す予測モデルの一つ(Additive(Absolute)risk projection model)。 このモデルでは、ある年齢における放射線被ばくによるがんの発生増加分は、被ばく線量のみに依存し、その年齢における自然がんの発生率とは関係がないと仮定して、がん発生率の時間変化を予測する。すなわち、一定量の放射線に被ばくした後のリスクは一定であるとする。ICRPの1977年勧告はこのモデルを採用してがん死亡率の推定を行っていたが、1990年勧告では見直しが行われ、相乗(相対)リスク予測モデルが採用された。 なお、BEIR-III報告書で絶対リスク予測モデル、相対リスク予測モデルと呼ばれていたものが、それぞれ、UNSCEAR1998年報告書で相加リスク予測モデル、相乗リスク予測モデルと呼ばれるようになった。 |
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参考文献 | DRESA「低線量放射線安全評価データベース」(2000年度制作 企画:文部科学省 制作:日本原子力研究所) |
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作成日 | 2015/02/28 |
更新日 |
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