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大分野 | 影響(生体応答・生物影響・健康影響を含む) |
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中分野 | 分子レベルの反応 |
タイトル | 発がん因子 |
説明 | 生物体内にがんを誘発する要因を総称して、発がん因子という。例えば、放射線、煙草、アスベストなどががんを誘発することはよく知られている。発がん因子は、(1)細胞内のDNAに異常を引き起こすイニシエータ、(2)異常細胞の増殖に関係するプロモータ、(3)がん発現に関連するプログレッサ、に大別される。イニシエータとして、電離放射線、種々の化学物質、ある種のウィルスやタンパク質などの生体物質が知られている。障害を受けた DNAの修復機構や異常細胞の増殖に関連するプロモータは、ある種の化学物質や生体物質である。実際のがん発現には、生体の免疫機構や栄養状態など多くのプログレッサが寄与しているが、不明な点も多い。 |
キーワード | |
図表 | |
参考文献 | DRESA「低線量放射線安全評価データベース」(2000年度制作 企画:文部科学省 制作:日本原子力研究所) |
参照サイト | |
作成日 | 2015/02/28 |
更新日 |
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