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大分野 | 線源(計測・評価を含む) |
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中分野 | 線量・単位 |
タイトル | 宇宙線 |
説明 | 宇宙空間の放射線は、その起源によって捕捉粒子放射線、銀河宇宙線、太陽粒子放射線に分類される。捕捉放射線は、主として電子と陽子が地球磁場により地球周辺軌道に捕まったもので、地上の線量には寄与しない。 銀河宇宙線と太陽粒子放射線の主成分は、陽子と若干のヘリウム及び重粒子のイオンから成る。太陽粒子放射線は、11年周期の太陽活動の活発な時期に合わせて多くなる。これらの宇宙線が地球大気に突入し、大気原子核との相互作用と崩壊からなるカスケードを開始し、中性子、陽子、ミュー粒子、パイ粒子、K粒子などを生成するが、その電離成分は高度と緯度の関数となる。 宇宙線電離成分は31nSv/hの実効線量率 を与え、宇宙線中性子成分は5.5nSv/hの実効線量率を与える(どちらも世界人口加重平均, UNSCEAR 2008))。 |
キーワード | |
図表 | |
参考文献 | DRESA「低線量放射線安全評価データベース」(2000年度制作 企画:文部科学省 制作:日本原子力研究所) |
参照サイト | |
作成日 | 2015/02/28 |
更新日 |
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