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大分野 | 影響(生体応答・生物影響・健康影響を含む) |
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中分野 | 分子レベルの反応 |
タイトル | 単因子性遺伝、多因子性遺伝 |
説明 | 遺伝性疾患はその遺伝様式から(1)メンデル性(常染色体優性、常染色体劣性及び X染色体連鎖性の障害に分けられる)、(2)染色体性及び(3)多因子性の、3つの疾患グループに慣例上分けられている。 メンデル性遺伝疾患は単因子性遺伝疾患とも呼ばれ、単一遺伝子に生じた突然変異に起因して発症に至る遺伝的疾患で、その遺伝様式はメンデルの法則に従う。これに対して多因子性遺伝疾患は、複数又はそれ以上の遺伝子が関与する遺伝的な因子(多因子)と、環境上、あるいは生理学的な様々な因子との両者が原因となって発病する遺伝的疾患の総称で、心筋梗塞・高血圧・糖尿病・花粉症・通風など多くの疾患がこれに分類される。 BEIR-V報告書の推計では、ヒト集団で自然発生する遺伝病のおよそ 98%がこれら多因子性疾患であると推定されている |
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参考文献 | DRESA「低線量放射線安全評価データベース」(2000年度制作 企画:文部科学省 制作:日本原子力研究所) |
参照サイト | |
作成日 | 2015/02/28 |
更新日 |
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