提供: SIRABE
大分野 | |
---|---|
中分野 | |
タイトル | グレイ |
説明 | 放射線の吸収線量(absorbed dose)の単位。1グレイ(Gray)は電離放射線により物質1キログラム(kg)当たり1ジュール(J)のエネルギーが与えられるときの吸収線量(J・kg-1)として定義される。吸収線量の単位は[J・kg^-1]の代わりにグレイ(Gy)が用いられる。1975年国際度量衡総会でラド(rad)に代わるSI単位として採択された。旧単位のラド(rad)との関係は1 Gy=100 radである。 グレイ(Gray)の名称は、吸収線量の測定で業績を上げた英国の科学者、ルイス・ハロルド・グレイ(Louis Harold Gray,1905 - 1965)に由来している。同じ放射線であっても物質によって与えられるエネルギーは異なるため、空気吸収線量、組織吸収線量のようにエネルギーが与えられる対象物質を明確にする必要がある。 |
キーワード | |
図表 | |
参考文献 | DRESA「低線量放射線安全評価データベース」(2000年度制作 企画:文部科学省 制作:日本原子力研究所) |
参照サイト | |
作成日 | 2019/03/01 |
更新日 |
カテゴリ: