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大分野 | 影響(生体応答・生物影響・健康影響を含む) |
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中分野 | 疫学・リスク評価 |
タイトル | がん罹患率 |
説明 | がんの罹患率は、厚生労働省の「地域がん登録の手引き改訂第5版」によれば、(がんの)「罹患数を、対象とする集団の観察人数(人口)で割ったものであり、通常は1年間の10万人当たりの罹患数で表現される」ものである。放射線のリスク評価の上で重要な指標の1つである。 がん罹患率はがん登録に基づくがん罹患数から推計できる。 がん罹患率に基づく放射線のリスク評価は、致死度の低い甲状腺がんや乳がんのリスクが正確に評価できること、がんの治療水準に依存しないこと、診断の正確性が高いことなどの点で、がん死亡率に基づく放射線リスク評価よりも有用である。 がん罹患率に基づくリスク評価を行うためには、がん登録制度の普及や診断基準の統一が必要不可欠である。 |
キーワード | |
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参考文献 | DRESA「低線量放射線安全評価データベース」(2000年度制作 企画:文部科学省 制作:日本原子力研究所) |
参照サイト | |
作成日 | 2015/02/28 |
更新日 |
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