提供: SIRABE
移動先: 案内検索
大分野 線源(計測・評価を含む)
中分野 線量・単位
タイトル W値
説明 W値とは、気体中で1つのイオン対を生成するために費やされる平均エネルギーのことである。通常記号Wで記すため、一般にW値と呼ばれている。
SI単位はジュール(J)であるが、電子ボルト(eV)で示されることが多い。放射線計測では、気体の電離に基づく測定法が広く用いられている。そのため、このW値が吸収線量などの評価のために重要である。W値について国際放射線単位測定委員会(ICRU)がその推奨値をレポート31でまとめている。特に重要で照射線量の計算等によく用いられるのは、空気に対する電子のW値である。この値は電子の広いエネルギー範囲にわたり一定で、その値として33.85±0.15eVが推奨されている。
キーワード
図表
参考文献 DRESA「低線量放射線安全評価データベース」(2000年度制作 企画:文部科学省 制作:日本原子力研究所)
参照サイト
作成日 2015/02/28
更新日