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大分野 | 影響 |
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中分野 | 細胞・組織・個体レベルの影響 |
タイトル | 遺伝性影響 |
説明 | 放射線に被ばくした生物の子孫に現れる影響をいう。 ショウジョウバエやマウスなどの動物では、放射線被ばくにより遺伝性影響が発生することが実験的に証明されているが、人の疫学調査では、今までのところ、この影響が真に発生するかどうか明らかにされていない。 しかし、遺伝子を構成しているDNAは、実験動物も人も同じであるので、人にも放射線被ばくにより遺伝性影響が発生するものとみなしてその防護方策が講じられている。 ICRP2007年勧告では、照射後第2世代までの遺伝性影響に対するリスク係数(損害で調整された名目リスク係数)として,全集団に対し0.2×10-2 Sv-1,成人作業者に対し0.1×10-2 Sv-1を提案している。 |
キーワード | |
図表 | |
参考文献 | DRESA「低線量放射線安全評価データベース」(2000年度制作 企画:文部科学省 制作:日本原子力研究所) |
参照サイト | |
作成日 | 2015/02/28 |
更新日 |
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