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タイトル 遠隔治療用肪護用線源容器 (ICRP)
英語タイトル (ICRP)
説明 [3]つぎのようにつくられている容器。
(A)線錐制御機構が”OFF”の位置にあるとき
(a)線源から1mのところで,いかなる方向においても、漏洩放射線の最大線量率は10mr/時を超えず、また平均線量率は2mr/時を超えない。そして
(b)容器表面から5cmのところで,容易に近づきうる如何なる位置においても,最大および、平均線量率はそれぞれ
(1) 利用線錐の線量率が線源から1mのところで100r/時以上であるような線源に対する容器の場合には,上記の値の10倍を超えない。
(2) 利用線錐の線量率が線源から1mのところで100r/時以下であるような線源に対する容器の場合には,上記の値の20倍を超えない。
(B)線錐制御機構が”ON”の位置にあるとき
(a)利用線錐の線量率が線源から1mのところで100r/時以上であるような線源に対する容器の場合には,
(1)線源から1mの距離における漏波放射線の最大線量率は1r/時もしくは線源から1mにおける利用線錐線量率の0.1%のいずれか大きい方を超えない。そして
(2)線錐の形をきめる調節可能な絞りは利用線錐の線量率の5%以上の透過を許さない。
(b)利用線錐の線量率が線源から1mのところで100r/時以下であるような線源に対する容器の場合には、何らの値も勧告されない。しかしこのような容器を設計し,使用する際には、漏洩放射線による患者の積算を最小にするような考慮が払われねばならない。