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大分野 | 影響(生体応答・生物影響・健康影響を含む) |
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中分野 | 疫学・リスク評価 |
タイトル | 訂正死亡率 |
説明 | 二つ以上の人の集団の死亡率を比較する目的で用いる指標。 死亡率に影響を与える性・年齢別人口構成やその他の交絡因子(例えば喫煙習慣)の頻度は、各集団で一般に異なる。 そこで、比較のためには、ある基準集団(基準人口)を設定し、対象とする集団の性・年令別構成などをその基準人口の性・年令別構成等に合わせて死亡率を算出する。 こうして得られた死亡率を「訂正死亡率」という。 訂正死亡率は、対象集団の人口規模に応じて直接法と間接法のいずれかで計算する。 訂正死亡率という用語に代えて最近では「年齢調整死亡率」という用語を用いる。 人口動態統計では、年次、都道府県間の死亡率を比較するために、昭和60年国勢調査人口に近い性・年齢別人口構成にもとづいた基準人口で計算した年齢調整死亡率を用いている。 基準人口に調整していない各集団で観察された死亡率は粗死亡率と呼ばれる。 |
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図表 | |
参考文献 | DRESA「低線量放射線安全評価データベース」(2000年度制作 企画:文部科学省 制作:日本原子力研究所) |
参照サイト | |
作成日 | 2015/02/28 |
更新日 |
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