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大分野 線源
中分野 計測器・計測方法
タイトル 蛍光ガラス線量計
説明 銀活性リン酸塩ガラスを放射線照射すると自由電子と正孔が生じ、これらが銀原子に捕獲され蛍光中心が生成される。これを約 320nmの紫外線で刺激すると、オレンジ色の蛍光を放出する。この蛍光量をリーダーで読み取ることにより線量を測定する。蛍光中心は、極めて安定で長期間保存される。したがって、何回でも再読できる。長期間の蓄積線量も測定可能である。また、小型、堅牢、高感度、高性能、取扱いが容易であるなどの長所がある。銀活性リン酸塩ガラスを用いたγ(X)線、熱中性子線の線量測定は、約 1μSvから10Svまで広い範囲にわたって可能である。
個人被ばく線量計及び環境線量測定用線量計として使用されている。
キーワード
図表
参考文献 DRESA「低線量放射線安全評価データベース」(2000年度制作 企画:文部科学省 制作:日本原子力研究所)
参照サイト
作成日 2015/02/28
更新日