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| 大分野 | 線源 |
|---|---|
| 中分野 | 計測器・計測方法 |
| タイトル | 熱ルミネセンス線量計(TLD) |
| 説明 | ある種の不純物を混入させて生成した固体結晶では、放射線があたると、自由電子及び正孔が生じ、その一部が、結晶中の格子欠陥などの捕獲中心に捕らえられる。常温では、この状態を保持するが、加熱されると電子が捕獲中心から解放され正孔と再結合して光を放出する。この現象を熱ルミネセンス(熱蛍光)という。 熱ルミネセンスの発光量と放射線の吸収エネルギーとがある線量範囲内では比例関係を有するので、昇温中の発光量を測定することにより、入射した放射線量を求めることができる。これが熱ルミネセンス線量計(thermoluminescence dosimeter、略してTLD)である。 |
| キーワード | |
| 図表 | |
| 参考文献 | DRESA「低線量放射線安全評価データベース」(2000年度制作 企画:文部科学省 制作:日本原子力研究所) |
| 参照サイト | |
| 作成日 | 2015/02/28 |
| 更新日 |
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