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タイトル 放射線と放射性 (ICRP)
英語タイトル Radiation and radioactive (ICRP)
説明 [96]ある物質が放射能を示すならば,それは放射性であると考えられる。放射能は,原子が放射線(α線,s線、γ線又は中性子線など)の放出を通常伴って,自発的にランダムに崩壊する現象である。「放射線」と「放射性」という用語を,悪意による使用に利用されやすい可能性のある線源を意味するときに,不正確に使用していたことがあった。放射線被ばくを生じさせる源は必ずしも「放射性」ではない。代表的な非放射性の線源にはX線装置及び粒子加速器のような様々なタイプの電気的な放射線発生装置があり,これらは運転中に放射線を放出するが,電源の供給を止めるとただちに放出が中止される。これとは逆に,放射性の放射線源(手短に言えば,放射性線源)は,放射性物質を含んでいるために,放射線を放出する。放射性線源の代表例は60Co 及び137Cs などの放射性核種を密封したカプセルで,これらは強度は減衰しても放射線の放出が止まることは決してない。これらのうち,かなりの量の放射性物質を含むもののみが,悪意をもった目的に関係がある。(放射線攻撃に関与する放射能の量は通常,「ソースターム」と呼ばれている)。要約すると,放射性であろうと非放射性であろうと,全ての放射線源には安全上の懸念があるかもしれない;逆に,起こりうるテロリストの攻撃に関しては,全ての放射線源ではなく,有意な量の放射性物質を含有する放射性線源だけがセキュリテイ上の懸念の対象となることもあろう。