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大分野 防護
中分野 防護体系
タイトル 年摂取限度
説明 放射性核種の1年間の体内摂取により、線量限度に相当する預託実効線量を与える体内摂取量(Bq)を年摂取限度(ALI:Annual Limits on Intake)という。
体内に放射性核種を摂取した場合は、預託実効線量を評価する必要がある。
その評価のためには、放射性核種の人体内での代謝などに関する情報が必要であり、預託実効線量の計算は容易ではない。
そこで、線量限度に相当する預託実効線量を与える1年間の摂取量を、個々の放射性核種について、摂取経路(経口摂取、吸入)、化学形ごとにあらかじめ算出しておくと便利である。
これが年摂取限度であり、放射線作業者の内部被ばく管理に利用される。
各1年の摂取量を年摂取限度より低く制限すれば、仮に50年間毎年摂取が起こったとしても、その放射性核種からの最大年線量は常に線量限度よりも低いことが確実となる。
キーワード
図表
参考文献 DRESA「低線量放射線安全評価データベース」(2000年度制作 企画:文部科学省 制作:日本原子力研究所)
参照サイト
作成日 2015/02/28
更新日