分裂死

大分野	影響（生体応答・生物影響・健康影響を含む）
中分野	細胞・組織・個体レベルの影響
タイトル	分裂死
説明	増殖死(reproductive death)ともいう。照射によって生じたDNA損傷のうち、DNA修復系によって修復しきれなかったもの、あるいは誤って修復されたものが原因となって染色体異常が引き起こされる。異常を持った細胞が細胞分裂を繰り返すうちに、遺伝情報の不均等配分が起こり、ついには生命活動を維持できなくなった細胞が死に至る。このような経過をたどる細胞死を分裂死と呼ぶ。これに対し細胞分裂を介さずに死に至る過程を間期死と呼ぶ。 元々は、細胞の増殖能（細胞分裂能）に着目し、増殖能の喪失を指標とする細胞死を指す語であったが、近年は間期死の対語として用いられることがある。
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参考文献
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作成日	2017/10/16
更新日