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タイトル | サイクロトロン |
説明 | 磁場を直行して移動する電子やイオンは、フレミングの法則により、磁場及び電子やイオンの進行方向に対して垂直な方向の加速度を与えられる。一様な磁場の中では、この電子やイオンはらせん状に運動をする。加速度が与えられ続ければ、電子やイオンは高いエネルギーを有するようになる。この運動を利用した加速器がサイクロトロンである。サイクロトロンの最外周では、引き出し用電極により加速されたイオンを磁場の外に導き、加速された電子やイオンを利用することができる。 相対論的効果で質量の増えた高エネルギーイオンを一定周期で加速させるのは困難である。この場合、周波数あるいは磁場を変化させてイオンを一定周期で加速させることができる。前者及び後者の方法を採用したものをそれぞれシンクロサイクロトロン及びAVF(磁場型)サイクロトロンという。 放射性同位元素等の規制に関する法律施行令では、政令で定める放射線発生装置のひとつである。 |
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参考文献 | DRESA「低線量放射線安全評価データベース」(2000年度制作 企画:文部科学省 制作:日本原子力研究所) |
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作成日 | 2019/03/01 |
更新日 |
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