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タイトル | 誘導限度 |
説明 | 基本限度として線量限度が、作業者及び一般公衆それぞれに対して規定されている。ICRP2007年勧告では、実効線量限度については、作業者に対し100mSv/5年かつ50mSv/年、一般公衆に対し1mSv/年と定めている。 ICRP Pub.42では、実際に起こる多くの状況において、測定される量と線量とを直接に関連づけることは困難であることから、実際に測定される量(例えば環境物質の汚染レベル)に結びつく限度を作っておくことは実用上有用であるとし、これら限度がある決められたモデルによって基本限度と関係づけられ、基本限度を反映するように意図されているものを、「誘導限度」と呼んでいる。 日本国内の法令の場合、誘導限度の例としては、空気中濃度限度、排気・排水中の濃度限度、表面の線密度限度などがあげられる。 |
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参考文献 | DRESA「低線量放射線安全評価データベース」(2000年度制作 企画:文部科学省 制作:日本原子力研究所) |
参照サイト | https://www.icrp.org/publication.asp?id=ICRP+Publication+42 ・ICRP, ICRPが使用しているおもな概念と量の用語解説, Publication 42,〔75〕 (1986) |
作成日 | 2019/03/01 |
更新日 |
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