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大分野 | 影響(生体応答・生物影響・健康影響を含む) |
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中分野 | 細胞・組織・個体レベルの影響 |
タイトル | 細胞分化 |
説明 | 細胞が特定の機能を持つ細胞に変化すること、またその過程を細胞分化という。 多細胞生物個体は、形態的・機能的に多様な細胞から成り立つ複雑な構造体である。個体発生において、1つの受精卵(細胞)から分裂増殖した同一ゲノムを有する細胞が、形態的・機能的な特殊性を獲得していくことを細胞分化という。成体においても、組織幹細胞(成体幹細胞、体性幹細胞)に由来する細胞で、細胞分化が起こる。細胞分化の過程で、ゲノム遺伝子の発現が変化していると考えられる。一般に、未分化な細胞(幹細胞など)は細胞増殖能が高く、分化した(成熟した)細胞は増殖能が低い。 通常、分化した状態は安定に維持されるが、未分化な状態に戻ることもあり、これを脱分化という。正常な細胞ががん化すると未分化な細胞に脱分化することもある。 |
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参考文献 | |
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作成日 | 2018/02/28 |
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