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大分野 線源(計測・評価を含む)
中分野 計測器・計測方法
タイトル 比例計数管
説明 ガス入り検出器の一種であり、高い電界を利用して多数の電子を発生させる放射線検出器である。電離箱の場合、放射線の電離作用で生じた電子イオン対(一次電離過程)は、電界の作用によりそれぞれ陽極と陰極へ移動するだけである。しかし比例計数管では、電界が十分に高いため、一次電離過程で生じた電子が加速される。加速された電子のエネルギーは、中性ガス分子との衝突時に電子イオン対を作ることが可能である。このため、電子が中性ガス分子と多数の衝突を行うことにより、イオン対がさらに作られる(二次電離過程)。これをガス増幅という。検出器の出力は一次電離量に比例するため、粒子の識別及びエネルギー測定が可能である。
キーワード
図表
参考文献
参照サイト
作成日 2015/02/28
更新日