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大分野 | 影響(生体応答・生物影響・健康影響を含む) |
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中分野 | 疫学・リスク評価 |
タイトル | 地域相関研究 |
説明 | 要因や疾病の関係を個人毎ではなく、地域毎に記述・分析した疫学研究を地域相関研究(Ecological Study)という。生態学的研究とも呼ばれる。 同一期間における各地域集団の疾病率を調べて地域特性との関連を調べる方法(記述研究)、同一集団について、要因保有率と疾病頻度の経年変化を調べる方法(トレンド研究)、多集団のそれぞれについて要因保有率、疾病頻度を比較する方法(集団比較研究)等がある。 これら地域相関研究は、比較的容易に実施でき、新しい仮説提唱のための予備的研究としては有用であるが、個人について要因と疾病の有無を調査して解析している訳ではないので、他の要因(例えば放射線とがんの関連を調べる場合の喫煙)の影響を受けやすく、得られた結果の解釈には注意が必要である。 |
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作成日 | 2018/02/28 |
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