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タイトル | 国際放射線防護委員会(ICRP) |
説明 | 国際放射線防護委員会(International Commission on Radiological Protection: ICRP)は、放線防護に関する専門家で構成された非営利、非政府の国際組織であり、ICRP勧告等を通じて放射線防護の基本的な考え方を提供している。前身は1928年に設立された国際X線・ラジウム防護委員会(IXRPC)であり、1950年に現在の名称となった。放射線防護の基本的な枠組みと防護基準を勧告することを目的に、組織運営、主勧告の検討等全体を統括する主委員会と4つの専門委員会により構成されている。専門委員会はそれぞれ、放射線影響(第1専門委員会)、線量評価(第2専門委員会)、医療における防護(第3専門委員会)、勧告の適用(第4専門委員会)を扱っている。 ICRP委員の任期は基本4年(再任可)であり、2013年7月1日から2017年6月30日を任期とする専門委員会委員の募集以降、ICRPのウェブサイトを通じた委員候補が募集されている。委員は任期中の課題、専門性、地域性のバランス、経験、人員の入れ替え等を考慮して選出されており、日本からは、主委員会、各専門委員会委員に1 - 2名ずつ委員が選任されている。 注)環境の放射線防護を扱った第5専門委員会は2017年に廃止され、検討内容は専門性に応じて第1、2、4委員会に統合された。 |
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参考文献 | DRESA「低線量放射線安全評価データベース」(2000年度制作 企画:文部科学省 制作:日本原子力研究所) |
参照サイト | ICRP https://www.icrp.org/ |
作成日 | 2019/03/01 |
更新日 |
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