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タイトル 参考レベル (ICRP)
英語タイトル Reference Levels (ICRP)
説明 [78]それを超えるとある決められた対策または意思決定が行われるような測定される量の値。これらには次のようなものがある:
記録レベル これを超えたら、その結果が記録されるべきであり、これより低い値は無視される。
調査レベル これを超えたら、その結果の原因または意味合いが調査されるべきである
〔103〕緊急時又は現存の制御可能な被ばく状況において,それを上回る被ばくの発生を許す計画の策定は不適切であると判断され,またそれより下では防護の最適化を履行すべき,線量又はリスクのレベルを表す用語。参考レベルに選定される値は,考慮されている被ばく状況の一般的な事情によって決まる。

〔115〕現存する制御可能な被ばく状況において,それを超えた被ばくの発生を認める計画は不適切と判断され,それ以下で防護の最適化が実施されるべき線量あるいはリスクのレベルを表す。参考レベルの値の選択は,考慮している被ばくのその時点で広く見られる状況に依存する。

〔122〕緊急時または現存の制御可能な被ばく状況において,それを上回る被ばくの発生を許す計画の策定は不適切であると判断され,またそれより下では防護の最適化を履行すべき,線量またはリスクのレベルを表す用語。参考レベルに選定される値は,考慮されている被ばく状況の一般的な事情によって決まる。参考レベルは限度でも拘束値でもなく,最適化されたシステムでも,いくらかの線量が参考レベルを上回るような線量分布を生じると考えられる。