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大分野 | 影響(生体応答・生物影響・健康影響を含む) |
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中分野 | 細胞・組織・個体レベルの影響 |
タイトル | 原因の確率 |
説明 | ある要因へばく露し、それにより何らかの事象が発生した場合、事象の発生を結果とし、要因へのばく露を原因と考え、原因と結果の関連を後ろ向きに評価する指標の1つが「原因の確率」である。「原因確率」ともいう。 例えばある労働者が職場で砒素にばく露し、その結果肺がんで死亡した場合、原因の確率はこの労働者の肺がん死亡の原因のどれだけが砒素ばく露にあるかを示す。この場合、砒素へのばく露集団の肺がん死亡率から非ばく露集団の肺がん死亡率を引いたものをばく露集団の肺がん死亡率で割ると「原因の確率」が近似的に求まる。 原因の確率は必ずしも因果関係の強さを示す指標ではない。 |
キーワード | |
図表 | |
参考文献 | DRESA「低線量放射線安全評価データベース」(2000年度制作 企画:文部科学省 制作:日本原子力研究所) |
参照サイト | |
作成日 | 2015/02/28 |
更新日 |
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