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大分野 | 影響(生体応答・生物影響・健康影響を含む) |
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中分野 | 分子レベルの反応 |
タイトル | DNA塩基 |
説明 | 核酸塩基とも呼ぶ。核酸を構成している3成分(リン酸、糖、塩基)の一つであり、窒素と炭素が環状に結合した化合物。 塩基には、プリン塩基(アデニン(A)及びグアニン(G))とピリミジン塩基(シトシン(C)及びチミン(T)、もしくはウラシル(U))がある。これらはそれぞれ相補性をもち、DNAではAとT、及びGと C、RNAではAとU及びGとCが特異的水素結合によって塩基対を形成している。塩基の相対量は生物によって幅広く異なっているが、A対 Tと G対 Cの比率は常に1である。 生物の遺伝情報は A、G、C、Tの 4つの塩基の並びで表現されており、3塩基ずつ読まれることによって 20種類のアミノ酸の一つを指定し、その並びによりタンパク質が決定されている。また、塩基の突然変異には、新たな塩基の挿入や欠失によるフレームシフト変異、他の塩基に置き換わる塩基置換がある。 |
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参考文献 | |
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作成日 | 2018/02/28 |
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