提供: SIRABE
移動先: 案内検索
大分野 線源(計測・評価を含む)
中分野 計測器・計測方法
タイトル シンチレータ
説明 物質の中には光や放射線などで刺激されると、光を放つものがある。この発光現象のうち、特に、放射線の刺激を受けて発光する場合をシンチレーションという。このような光を発する物質をシンチレータという。
シンチレータ用の物質には無機物や有機物の固体、液体、気体がある。前者にはNaI(ヨウ化ナトリウム)などにTl(タリウム)のような活性剤を微量添加し、発光効率などを良くした結晶体や粉体がある。また、後者にはナフタリン、アントラセン、プラスチックや液体シンチレータがある。シンチレータからの光量は放射線の数やエネルギーなどで変わるので、光電子増倍管と組み合わせ、シンチレータの光を解析し、入射した放射線の諸情報を取り出す検出体にこれが使われている。
キーワード
図表
参考文献 DRESA「低線量放射線安全評価データベース」(2000年度制作 企画:文部科学省 制作:日本原子力研究所)
参照サイト
作成日 2015/02/28
更新日