提供: SIRABE
大分野 | 影響 |
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中分野 | 疫学・リスク評価 |
タイトル | コホート調査 |
説明 | 人の健康状態や疾患の発生・進展を集団単位で究明しようとする分析疫学の一方法。 一定人数の集団を調査対象集団として定め、この集団について一定期間将来へ向かって対象者の健康状態や疾患の発生状態を調べて、どのような因子や所見を持っている者がどのような疾患に罹りやすいかを調べるもので、前向き調査(Prospective study)とも呼ばれる。例えば原爆被爆(放射線)の影響を調べる場合、被爆した集団と、その集団と社会的医学的諸条件が類似していて且つ被爆していない集団を対照集団として定め、この2つの集団(コホート)について「前向き」調査を実施し、比較することによって影響の種類と大きさを推定する。 コホートとは、元来古代ローマ時代の軍団を10隊に分けたその1隊で、300~600人からなる歩兵隊のことを意味している。これらの歩兵は、行動をともにする運命共同体であり、疫学研究においても一定地域や一定職域の一定条件を満たした集団を指す。 |
キーワード | |
図表 | |
参考文献 | DRESA「低線量放射線安全評価データベース」(2000年度制作 企画:文部科学省 制作:日本原子力研究所) |
参照サイト | |
作成日 | 2015/02/28 |
更新日 |
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