提供: SIRABE
移動先: 案内検索
大分野 影響(生体応答・生物影響・健康影響を含む)
中分野 疫学・リスク評価
タイトル 発生、発生数、発生率
説明 発生とは疾病への罹患や疾病による死亡などの事象が新たに起きることを言う。発生率とは、ある期間やある時点における疾病等発生の力、発生のしやすさを示す指標である。発生率は事象が罹患の場合は罹患率、事象が死亡の場合には死亡率と呼ばれる。通常は罹患率を指す場合が多い。
発生率を算出するためには、対象集団の中の罹患や死亡などの事象の発生数(単位:人)を、対象集団内の一人一人の観察期間の総計(単位:人時、通常は人年)で割る。したがって、単位は時間の単位の逆数である。
がんの発生状況を正確に把握するためには登録制度が大きな役割を果たしており、広島・長崎ではがん登録制度の普及が原爆被爆者における発がんリスク評価に大きく貢献している。
キーワード
図表
参考文献 DRESA「低線量放射線安全評価データベース」(2000年度制作 企画:文部科学省 制作:日本原子力研究所)
参照サイト
作成日 2015/02/28
更新日