提供: SIRABE
大分野 | 影響(生体応答・生物影響・健康影響を含む) |
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中分野 | 細胞・組織・個体レベルの影響 |
タイトル | コロニー |
説明 | 単一の細胞が、増殖により、肉眼等でその存在を確かめることが可能になった細胞集団のこと。ICRP Publication118[2017]では「単一のクローン形成性細胞に由来する細胞の集団」と定義されている。 動物やヒトの細胞は、それ一つの大きさが非常に小さく、肉眼で確認することはできない。しかしクローン形成能を持つ細胞は、細胞分裂により倍々に増加していく。接着性細胞の場合、通常の液体培地で元々の細胞の周りに子孫細胞が位置することにより細胞集団が形成されるが、浮遊性細胞ではアガロース(寒天の主成分)等を使用するゲルでの培養が細胞集団の形成に必須である場合が多い。こうして一定数以上の数となった細胞集団は、肉眼で(あるいは細胞を染色することによって)その存在を確かめることが可能になる。 |
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参考文献 | ・ICRP, 組織反応に関するICRP声明/正常な組織・臓器における放射線の早期影響と晩発影響 -放射線防護の視点から見た組織反応のしきい線量-, Publication 118 (2017) https://www.icrp.org/docs/P118_Japanese.pdf |
参照サイト | |
作成日 | 2017/10/16 |
更新日 |
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